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書斎本舗の資料室

『バーチャル飛龍の拳 最終攻略読本』ジャパン・ミックス 1997


 A5判/当時の定価1,400円(税抜)

流 通 度:★(あまり流通していない
攻略本気度:+1(攻略重視)

■本について
同名称のゲームソフトの攻略本としては、
タイトル通りこの本が唯一にして最終の
ものとなってしまいました。

ゲームの方は、4種類のゲームモード(飛龍1
飛龍2、エキサイティング、エキスパート)
があって、それぞれルールが微妙に違う上、
各種技の入力コマンドも、ゲーム中では
確認することができない。

そのため、ゲーム付属の取扱説明書を
失くしたら、この本でしか
全容を掴めないことになります。

■技コマンドなど
やっぱりシリーズ定番の“飛龍の拳”は
出したいが、コマンドがわからない・・

そんなときは、書斎本舗ヤフオク店で
少しお高いこの本を買うか(笑)、
このブログ内の攻略情報欄
https://shosaihonpo.game-ss.com/kouryaku/vertual_hiryu3
を見るか。少しは参考になると思います。

ちなみに“飛龍の拳”というコマンド技は、
色々発動条件(飛龍モード・技ゲージ
maxなど)はありますが、コマンドは、

← ↓ → 大攻撃ボタン(右向き)です。

この場合、飛翔型 飛龍の拳 と
いうようです。

■バーチャル飛龍の拳
 ポリゴン黎明期にリリースされたゲーム。

今の目線では、ビジュアル的に物足りない
かもしれませんが、もしこのシリーズが
PS2や、以降のハード機で後継作を出す
努力を続けられたなら、更なるロング
セラーヒットが望めたのではないかと、
今となっては惜しいように思います。

 80年代の後半から90年代にかけてシリーズ
も多数あったので、飛龍の拳は充分ロング
セラーですが、3D格闘の強豪には、
 ナムコ(ソウルキャリバー、鉄拳)や
 テクモ(DOA)が居並び、それらに負けな
いために、格ゲー固有の個性をもっと
とがらせることが有効だったのではないか
と考えます。
 
■脱線小話
 相手の体位のどこかに生じている隙を見出す
 “心眼”など、武道経験者も唸りそうなシステム
 はこのシリーズならでは。
 格闘通好み(?)の方向で、もっと色々
 チャレンジしてほしかった。

 例えば、やたらと構えのバリエーションがある
空手キャラ(山突きの体勢になったり、鉄騎や
観空の構えをしてみたり)がいて、無意味な
遊びがある。eスポーツやゲーセンで上級者の
動きを見たくなる仕様みたいな。

 師匠キャラ(元涯など)が、型の稽古を
するサブゲームも楽しいかも。
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書斎本舗の資料室とは?

大人のための、遊び心ある書斎と書棚づくりを応援する 『書斎本舗(しょさいほんぽ))』です。 当店では主に、90年代の名作ゲームに関する攻略本を ヤフオクで取り扱っています。

HN:
店主
性別:
非公開

こちらブログでは、店主が過去に出会った本について備忘の為、 記録していくことにしました。 基本的に単なる書評です。 が、特に攻略本類のみは 『流通度』と『攻略本気度』という指標値を入れてみました。 中古攻略本の購入検討時には参考にして下さい。

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