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書斎本舗の資料室

『ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 任天堂公式ガイドブック』小学館 1996


        B5版/当時の定価900円

流 通 度:★★+ (概ね入手できる
攻略本気度:±0(中立的)

■クリア回数に応じて増えるオープニング

 巻末頁にて、このゲームのオープニング
 デモが、クリア回数に応じて増えること
 を知りました。
 デモンストレーションの内容は以下。
 〇:勝ち、●:負け

1回目
①アレク VS ノイッシュ
②●アーダン VS アイラ〇

2回目
①魔導サンディマの術を封印する
 精霊の森の少女ディアドラ
 「くっ、呪文がとなえられん・・・」

②前線ではやるアゼルを強制送還する
 公女エーディン
 「アゼル、無理をしてはだめです」

 →誰にやられたのでしょうか。
  やはり地獄のレイミア軍団には
  何度行っても負けてしまうのです
 (アゼル談)

3回目
①エルトシャン VS 主人公シグルド

②兄エルトシャンに涙ながらに訴える
 ラケシス 
 「兄上はバカです!もうどうしても
  戦うというなら 
  その剣で私をスキにして!」

 →シーダとナバールかっ。
  紋章の謎で一度聞いたことがある
  ようなセリフ。
 「もうっ、
  その剣で私をメチャクチャにして!」
 「イッヒッヒッヒ」
  ?!
  あまり想像したくない卑猥さを
  感じるのは私だけでしょうか?

4回目
①フュリーに暴力をふるうシルヴィア

②レヴィンに暴力をふるうシルヴィア
 「わっ、落ち着けシルヴィア!そんな物
  ふりまわしたらあぶないだろ!」

5回目
①〇トランバルト VS キュアン●
 「くっ、無念だ・・・」

②●トランバルト VS リーフ〇
 「父上、見ていてくれましたか・・・」

6回目
①〇ラクチェ VS スカサハ● 
②〇シャナン VS ラクチェ●

7回目
① ヒルダ VS ティニー
②ティニーを回復するセティ
 「ティニー、無茶をするな!」

8回目
①●ヨハン VS ヨハルヴァ〇
②傷ついたヨハンを更に傷つける
 天然系シスター ラナ
 「あら、またヨハンさんですか
  ・・・ヨハンさんってみためは
  強そうなのに・・・」

9回目
①踊り子の踊り・その1(シルヴィア編)
 「クロード様 わたしが踊ってあげる」

②踊り子の踊り・その2(リーン編)
 「アレス、見ていてね
  わたしの最後の踊りだから・・・」

→「最後の」という一言が意味深ですね。
 つづきの話を創作したくなります。

10回目
①キュアンを回復させるエスリン
②アリオーン(天槍グンニグル)VS
 アルテナ(地槍ゲイボルグ)
→不幸を招く神器(ゲイボルグ)がテーマ。

11回目
①ドラゴンナイト(トラキア兵)を仕留める
 ファバル。

②同業者の盗賊から金を巻き上げるパティ。
→ブリギッドを母とする2人の兄妹。

12回目
①風使いセティの末裔レヴィンが、風の
 神器で善戦するも、闇の司祭マンフロイ
 にあえなく敗れる。
 「くっ、俺はまだ・・・」

②謎の人物フォルセティが現れ、レヴィン
 を蘇生する。

→多くのFEファンが注目した1回です。
 王都バーハラに凱旋したシグルド一行は、
 だまし討ちに遭って、炎の中ですべての
 仲間が皆、息絶えた。約1名を除き・・・
 この時なぜか、一人だけ生存して子世代
 のセリス達に従軍するのがレヴィンです。
 彼は、バーハラの惨劇の内で、黒幕の
 マンフロイと戦って一度敗れるのですが、
 人の身なりをした風の竜族フォルセティ
 に復活させられます。
 復活後は、意思をフォルセティに支配
 されてしまっているという見解が
 一般的みたいです。
 半ばゾンビということでしょうか?!
 いや、言い方が悪かったですね。
 いずれにしても危険な取引をせざるを
 得なかったレヴィンの運命に同情を。

13回目
①アルヴィス卿と主人公シグルドの死闘

②アルヴィスの傷をディアドラが癒す
 「アルヴィス様、あの方は本当に悪い人
  だったのですか・・・」

→バーハラ事件の後日談のように見えます。

14回目
①ワープ杖でユリアを逃がす母ディアドラ
 「ユリア、あなただけは生きて・・・」

②ユリウスの暗黒魔法ロプトウスが、母
 ディアドラを襲う。

→身の危険を察知したディアドラは、娘を
 逃がし、その後息子の凶刃に斃れる。
 最終回は近いぞ。

15回目
①ユリアの神聖魔法ナーガが、闇の王子
 ユリウスに直撃。
 「セリス様は、わたしが守ります!」

②弱ったユリウスを、主人公セリスの
 聖剣ティルフィングが追撃。
 必殺の一撃で仕留める。

→デモプレイ最終回は、順当にラスボス
 戦を演出してくれています。

しかし、15回全面クリアというのは、
途方もない・・・

そういう想定で、ゲームが作られていると
思うと、ゲーム道の険しきを知り、
また目まいがしてくるわけであります。
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大人のための、遊び心ある書斎と書棚づくりを応援する 『書斎本舗(しょさいほんぽ))』です。 当店では主に、90年代の名作ゲームに関する攻略本を ヤフオクで取り扱っています。

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