書斎本舗の資料室

       小型本／当時の定価360円

流　通　度：★（あまり流通していない）
攻略本気度：±0（中立的）


夢宇（ムウ）界という、不思議な世界が
あった。
そこでは、夢の結果でその日の天気が
決まる。
この世界の住民は夢を自在に操るために、
夢工場を建設したのだが、マムーがやって
きて工場にあるドリームマシーンに
いたずらした。

と、いうのが「夢工場」という絵本の筋で
この絵本を読んでいた双子のピキとポキが
絵から出てきたマムーの手につかまり、
本の世界へ。
それを見ていたイマジンら家族4人がピキ
とポキを救うべく本の世界に続々と突入。

しかし、勇敢な家族ですね。

このゲームは計７ステージで20面の
アクションゲームですが、
家族４人、全員それぞれクリアしなければ
ならないという過酷なゲームでした。

７ステージで20面ということは、４人で
クリアとなると80面のクリアが必要だ。
もちろん、大魔王マムーも４回倒す。

あーめまいが。

タイトル通り軽くパニック起こしそうです。

ところで、一ゲームにここまでしっかりとした
物語の背景設定するかな、
と疑問に思ったら、このゲームは
当時のフジテレビのタイアップ企画イベント
の一環だったようで。

後に「スーパーマリオUSA」として
リニューアル再販され、そっちなら
知っているという人も多いかと思います。

耳コピ、ピアノ生演奏アレンジです。

■登場人物　
　知力（TOP15）は以下の通り

　１位　255　諸葛亮

　２位　250　司馬懿

　３位　240　張昭

　３位　240　龐統

　３位　240　陸遜

　６位　232　司馬昭

　７位　230　周瑜

　８位　228　荀彧

　８位　228　楊修

　10位　225　劉備

　10位　225　呂蒙

　12位　220　賈詡

　12位　220　司馬師

　12位　220　徐庶

　12位　220　曹植

  A5判／当時の定価2,400円（税別）

流　通　度：★（あまり流通していない）
攻略本気度：+2（攻略重視）

前回、コーエーおなじみのリコエイション
ゲームの初回作として、「維新の嵐」に
触れました。

この太閤立志伝も同じカテゴリーのゲーム
ですが、ゲーム用ハード機で遊ぶリコエイ
ションゲームとしては、
最新(最終？)作品になっていると思います。

リコエイションゲームの特徴のうち、
語らずにはいられない点は、
「自由度の高さ」でしょう。

このゲームほど、自由すぎる展開が望める
ものは他に思い当りません。
まず、ゲームのゴール地点と主人公の職業
が多彩で多様なんです。
必ず大名となって天下を統一しなければ
エンディングに至らないわけではなく、
マルチエンディングになっています。

これじゃ疑似人生そのものでは、と言え
そうなくらい奥行きのある戦国世界が
構築されています。
ハマる人はとことんハマるでしょうから
そういう人向けに、情報を完全に網羅した
マニアックな攻略本が必要というもの。

この本がその唯一の一冊であることは
疑いないでしょう。

攻略情報が正確さを欠き、雑という指摘
も聞きますが、もともと扱っている素材
がハンパない情報量です。
あまり細かいことは言わず、網羅本を
作る苦労をいたわってあげましょう。

　　A5判／当時の定価1,860円

流　通　度：★（あまり流通していない）
攻略本気度：±0（中立的）

主人公の能力値がレベルアップしていく
RPGの楽しさと、歴史を題材にした
シミュレーションの要素が融合したもの。

それがコーエーおなじみのリコエイション
ゲームですが、その初回作はこのゲーム
だったようです。

リコエイションゲーム（Rekoeition）の
特徴は、ゲームの中で歴史の書き換えが
頻繁に起こる。
そしてそれが醍醐味だったりします。

江戸時代末期、松平容保ら佐幕派奥羽越
列藩同盟が巻き返す展開。
長岡藩の河井継之助も味方につけ、最新式
の大砲で武装した兵団も編成した。その後
河井、勝海舟、小栗忠順らが佐幕派の
司令官となって、萩や熊本まで押し返す。
以降の政治舞台は、長州・薩摩閥が影を
ひそめ、会津、仙台、盛岡、長岡あたり
から続々と総理大臣が登場することに
なりましたとさ。。

たとえば、こんな感じの極めて個人的な
妄想が当時、多くのPC88のディスプレイ
上で楽しまれていたわけです。

そして、シミュレーションの緻密さ、特に
歴史上の人物を細かいところまで見せる
のが、このゲームの良いところ。

例えば、盛岡藩。
藩主は南部利剛で、家老に楢山佐渡と、
東中務。重臣には三戸式部という人が
いたんですね。

藩論は、家老と重臣の意見が強いボトム
アップ型、といった感じで、
この一藩だけでも妥協のない緻密さ！

若き家老、楢山佐渡さんの活躍と悲劇は、
何かの歴史本で読んだような気もするし、
ボトムアップ型藩論というのも
あながち外れていなさそうですね。

その辺をガイドするこちら攻略本が登場
するのは必然の流れというものです。

 ところで、写真で見る当時の人の顔だち
は、令和の現代とあまり変わらない
ですね。



この攻略本の冒頭特集に、唐人お吉という
当時の女性の写真（法被にデニムパンツ？の
いでたちで腰掛けている）が出てきますが、
この方の顔立ちは、既視感が。

どこの会社の経理部にも、こんな感じの
女性の幹部社員いませんか？

 

耳コピ、ピアノ生演奏アレンジです。


■登場人物　

　武力（TOP10）は以下の通り

１位　255　呂布

２位　250　張飛

３位　245　関羽

３位　245　趙雲

３位　245　馬超

６位　242　曹彰

７位　240　張苞

８位　237　関興

９位　235　黄忠

10位　232　張遼