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書斎本舗の資料室

流浪の賢者5選!(戦国編)

「一気読み!」記事より

放浪の旅、仕官転々、事情さまざま、
人生色々。

それは賢過ぎたからか。
流浪の時期が長かったと思われる
戦国の賢者5選です。

藤堂高虎
 仕えた主君はなんと通算12名!
 最後は徳川幕閣級の大物大名
 にのし上がる。
 出世競争でいえば、秀吉に
 勝るとも劣らないか。

明智光秀
 美濃、京、越前を転々して
 第一級の要人とのコネづくり
 に励む。連歌も鉄砲もその腕前は
 一級品で文武両道。相当器用だ。

本多正信
 徳川譜代ながら25で一向一揆に
 身を投じ、その後の流浪生活は
 大体10年程度と言われる。
 徳川への帰参叶ったあと、息子
 の正純ともども重職を占めるのは
 よく知られる通り。

山本勘助
 その存在自体が疑われるキャラクター
 の一人ではあるが、モデルになる実在
 の人物は多分いたでのはないだろうか。
 武田の重臣・板垣信方の手引きで
 武田晴信に仕官し、その後は城攻め
 や政治指南で大活躍する。
 容貌が醜くて不遇の時期がある点や、
 最後に策を誤って戦死するところは
 三国志演義の鳳雛こと龐統とやけに
 符号している。
 
沼田祐光(面笑斎)
 明智光秀と同様、細川藤孝との縁が
 あって、京での活動期間があった
 人物とされるが、どういう経緯か
 本州最果ての地、津軽に向かう。
 津軽では弘前地方の英雄・大浦為信
 の軍師となって活躍したとされる。
 中央の政界に嫌気がさしたか、或い
 は北の大地と為信に惹かれるものが
 あったのだろうか。


   太公望図の部分(尾形光琳・17世紀/京都国立博物館蔵)
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