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書斎本舗の資料室

武勇の姫5選!(戦国編)

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武勇の姫5選!(戦国編)

「一気読み!」記事より

武家の女は強い!
特に父が強いときは娘の方も半端ない傾向です。

まだあまり知られていない戦国の武姫5選。

立花 誾千代(立花道雪の娘)
 父も、夫も、夫の父も超一級の武人一家。
 道雪に男児がなかったことから、女性
 ながら家督を相続した経緯の珍しい姫武将。
 武勇の方も父譲りだったようで鉄砲も
 薙刀もかなりの腕前。用兵の方も
 腰元女中で構成した手勢を指揮していた。

小松姫(本多忠勝の娘)
 父方は徳川四天王の忠勝をはじめ。武門の
 真骨頂のような武人家系。
 徳川家康と上州真田家の政略婚儀となって
 真田信之に嫁ぐ。
 信之不在の沼田城の留守中に、敵方となった
 義理の父昌幸の軍勢の入城を拒み、ついに
 撤兵させる逸話あり。昌幸方の度肝を抜いた。

甲斐姫(成田氏長の娘)
 200余りの敵の手勢に対し、甲斐姫含め
 10数名で抗戦したところ、敵は逃走をはじめ
 反撃の展開に。
 甲斐姫は敵方の頭に擦り寄って落馬させ、
 首を討ち取るという武勇が伝わる。
 源平時代の義仲夫人・巴御前の再来だ。

別所 波(畠山総州家の娘)
 三木城の戦いでは、豊臣秀吉軍を相手に
 2尺7寸の太刀を振るって敵兵を7名切り
 伏せたと伝わる。
 櫓の上からは弓を雨あられと浴びせ、
 敵兵20名以上を戦闘不能にした。
 極めつけは馬上に組み合って身の丈
 6尺(180cm)の大男も討ち取るという、
 なんとここにも巴御前がいました。
 さすがにこの展開には豊臣方も震え上がり
 秀吉をして「鬼神のような女」と言わしめた。

まつ(前田利家の正室)
 夫の前田利家とは従兄妹の関係。
 血は争えないのか、利家同様に武門の
 リーダーらしく学問や武芸に通じ、
 勇気凛々といった生涯の歩み。
 2男9女に恵まれて、娘の千世姫(利家6女)
 はその名前通り千代に血筋を伝えて近代以降
 の皇族にも血脈が伝わっている。
 サッカーチームが1つ成立するほど
 子供がいるとは、相当な快挙です。

 
   花下遊楽図屏風の部分(狩野長信・17世紀/東京国立博物館蔵)
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